機械設計 2008年入社

「何をつくるか?
それは世界に
一台しかない装置です」

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「最初につくったのは、
紙飛行機かな」

まぁ、まだ入社前ですけどね。ダイサン・の企業説明会で紙飛行機つくったんですよ。それが、印象深くて。社長も説明会にいたのですが、未だにそのときの思い出話で盛り上がります。確かに社長との距離は近いです。それも中小企業のいいところかもしれません。いろいろチャレンジしてそうだし、つくるものが決まっていないというところにも心が惹かれました。仕事ですか?好きですよ。設計者として、本当に一から自分で考えて、自分で図面を描いて、実際の装置として出来上がるのですから。技術者冥利につきるというものです。もちろん大変なこともあります。どこにもない装置をつくっているから、前例がないわけです。計算上は問題なかったけれど、実際に試運転を行ったらトラブルが起こるなど未知数な部分も多いんです。そこを逃げずに粘り強くやり抜くからこそ、おもしろいというか。力にもなるし、やりがいになってますよね。

「ひとりでやらない勇気も、
大事なんです」

最初から最後まで、自分ひとりで完結できる。それって、すごくいい!…と、最初は思ってました。やり方も任されるので、会社が3D-CADを導入したとき、新しいもの好きなので、すべて3D-CADでつくった装置もあります。ひとりで完結しようと思えばできるのですが、でも、それだけじゃダメなんです。アイデアや発想が、自分以上に広がりませんから。オーダーメイドのものづくりには、自分とは違う視点で考えることが必要なんです。煮詰まったときには、上司にすぐ相談したほうがいい。すると、「あ〜それなら」なんて、すぐ問題の核心を見つけて解決策の道を示してくれる。いろんな考えや視点に触れることで視野を広げていけば、機械設計という仕事は、もっと面白くなりますよ。できることの幅が広がりますからね。それこそ、どんな装置も任せてくれというくらいに。個性は大事。でも、他の意見も受け入れる柔軟性を持つことが、ダイサン・でトッププレイヤーとして活躍する秘訣、なんじゃないですかね。

SECRET PROFILE

アイデアを具体的にカタチにしていく機械設計を担当。休日は妻と出かけたり、家にいるときは映画を見ていることが多い。洋画はアクション、邦画はミステリーが中心。